パラボラ・アンテナの形状

テレビの放送には、地上デジタル放送のほかにBSCSがあります。地デジはYAGIアンテナで受信することができますが、BSCSは別の形をした「パラボラ・アンテナ

で受信します。なぜアンテナを変える必要があるのでしょうか。

BSCSの電波は放送衛星や通信衛星から送信されています。はるか上空の宇宙空間にあるにあるため、これらの電波は日本全国で受信できます。また、地形や建物などの障害物で電波が受信しづらくなるということがありません。その一方で、BSCSの受信アンテナは、遥か彼方から送られる弱い電波を確実に受信しなければいけません。そこで、パラボラ・アンテナには、反射望遠鏡の仕組みが利用されています。反射望遠鏡の仕組みを説明すると、平行に入射する微弱な光を反射鏡により一点(焦点)に集めることで光を強めるものです。これと同様に、パラボラ・アンテナも、パラボラで電波を集めて強くしています。

ただしパラボラ・アンテナの表面は望遠鏡と違いただの鏡ではありません。アルミニウムでできていて、電波があたると電流が流れてさらに電波を作り出します。そして電波が焦点の方へ再放射されるのです。

こうしたパラボラ・アンテナも故障した場合はアンテナ工事が行われます。